ED・AGAと医療費控除 2013.3.23
こんにちは、
渋谷駅前クリニック事務長の二階堂です。
毎年の確定申告で医療費控除の申告をされる方は多いと思います。
一年間に支払った医療費が10万円を越えた場合に所得控除が受けられる制度ですね。
当院で処方しているED治療薬のバイアグラ、レビトラ、シアリスと、AGA治療薬のプロペシアはいずれも健康保険が適用されないため、日常的に使用していると年間の薬代だけでも大きな金額になってきます。
これらのEDやAGAの治療薬は医療費控除の対象になるのか?
というと、実際は控除の対象になる場合が多いようですが、最終的には税務署の判断になってしまいます。
原則として控除の対象になる医療費とは、医師による診療、必要な医薬品の購入代金などですが、控除の対象にならない費用として、ビタミン剤や健康増進の薬、美容目的の手術や歯列矯正などがあります。
例えばAGA治療薬のプロペシアが美容目的の薬と判断されて対象外にされてしまう、というケースもあるようで、この辺りが税務署の判断に委ねられてしまうのです。
心配な方は管轄の税務署に問い合わせてみるのが良いかもしれません。
なお当然のことですが、個人輸入やネット通販で購入したものは医療費控除の対象にはなりません。
有害な偽物もたくさん出回っていますので、必ず医療機関で処方を受けるようにしてください。
※ 当院ではご希望の方にのみ、領収書を発行しております。
実際には領収書は不要という患者様が多く、また出来るだけ院内での待ち時間を少なくし、スムーズに薬の処方を受けて頂けるようにしているためとご了承ください。
領収書をご希望の方は受付スタッフまでお気軽にお申し付けください。