バイアグラを割って飲む 2013.5.2
こんにちは、
渋谷駅前クリニック事務長の二階堂です。
患者様の中には、バイアグラ、レビトラ、シアリスのED治療薬を半分に割って飲むという方がいます。
1錠丸ごとでは効果が強すぎるという方もいれば、半分に割った方が経済的だからという方もいます。
バイアグラは50mgと25mg、レビトラとシアリスは20mgと10mgの錠剤があります。
50mgのバイアグラ(あるいは20mgのレビトラ、シアリス)を半分に割って飲むのと、25mgのバイアグラ(あるいは10mgのレビトラ、シアリス)を1錠飲むのは全く同じことになります。
ED治療薬の料金表を見て頂くと分かりますが、用量が半分だから値段も半分というわけではありませんので、大きい方の錠剤を半分に割って飲んだ方が経済的ということですね。
ご参考までに、こちらではバイアグラを半分に割る道具、方法をご紹介しています。
ED治療薬を割って飲む場合にはいくつか注意点があります。
まず、バイアグラ、レビトラ、シアリスとも、割って飲むようには作られていません。
薬によっては等分しやすいように錠剤の中心に線が入っているものもありますが、バイアグラ、レビトラ、シアリスにはこういった線がありませんので、必ずしも正確に半分には割れない場合があります。
やり方によっては、失敗すると粉々に崩れてしまうこともあります。
また、バイアグラ、シアリスと比べるとレビトラは水に溶けやすい構造になっています。
水に溶けやすい=速効性というレビトラのメリットにつながるのですが、その反面、割ってコーティングが取れた状態では湿気で崩れやすいというデメリットもありますのでご注意ください。
患者様によっては、正確に半分に割れなかった場合にしっかり効果が出るか不安だという方や、割った残りの半分を保管しておくのが面倒だという方もいます。
そういった理由から、半分に割らずに小さい用量のものを1錠飲んでいる方も多いです。
なお、バイアグラについては海外製で100mgの錠剤があることから、輸入品の100mgを半分に割って飲んだ経験があるという方も多く、そこから「バイアグラは半分に割って飲むもの」というイメージを持たれることがあるようです。
しかし日本製の正規バイアグラは50mgまでしかありませんので、大半の方は1錠そのまま服用しても強すぎることはない用量になっています。
必ずしも半分に割って飲む薬というわけではありませんので、1錠丸ごとでも安心して服用してください。