バイアグラジェネリックが発売されました！【浜松町第一クリニック渋谷駅前クリニック】

こんにちは、
渋谷駅前クリニック事務長の二階堂です。

以前よりお問い合わせの多かったバイアグラのジェネリック（後発医薬品）が遂に今週、発売されました。

バイアグラの特許が切れることから「ジェネリックは2014年の春頃に出るのでは？」と噂されていましたが、具体的な情報がほとんど入らず、最近では「夏過ぎにようやく出るかも？」など様々な憶測が飛び交っていました。

今回はメーカーからの発表が発売の一週間前という異例の急展開で、当院でもほとんど事前の告知が出来ないままに発売を迎えるという形になってしまいました。

今回発売されたのは【シルデナフィルOD錠50mgVI「トーワ」】

テレビCMでもおなじみの東和薬品のジェネリック医薬品になります。

このジェネリック最大の特徴はED治療薬としては初のOD錠であるということでしょう。

OD錠=口腔内崩壊錠とは、水なしでも飲める、口の中で溶けるお薬のことです。

シルデナフィルOD錠50mgVI「トーワ」はレモン風味とコーヒー風味の二種類があり、お好みで選んで頂けます。

水なしでも溶けるので場所を問わず飲みやすい利点がありますが、空腹時に服用しないと十分な効果が出ないのはバイアグラと同様ですのでご注意ください。

ちなみに先発品のバイアグラが25mgと50mgの用量があるのに対して、こちらのジェネリックは50mgしかありません。

その代り錠剤に割線が入っており、半分に割りやすいようになっています。

これまでバイアグラ25mgを服用していた方は、シルデナフィルOD錠50mgVI「トーワ」を半分に割って飲めば同じことになります。

ただし、ジェネリックがバイアグラと全く同じように効くかどうかは服用してみないと分かません。

主成分であるシルデナフィルを含んでいるのは同じですが、その他の添加物が異なることなどから、人によっては「バイアグラの方が良かった」、あるいは「ジェネリックの方が良く効いた」ということがあり得ます。

最初は1～2錠試してみて、効果を確かめてみることをお勧めします。

日本では初めてのバイアグラジェネリックということで期待された価格ですが、バイアグラ50mgが1錠1500円に対して、シルデナフィルOD錠50mgVI「トーワ」が1錠1250円と、思ったほど安くならなかったと感じられる方もいらっしゃるかと思います。

これはOD錠として製剤したことや、レモン風味とコーヒー風味と二種類を用意したことなどから、コストが高くついてしまったことが考えられます。

今後、他の製薬会社からもバイアグラジェネリックが発売されることが予想されますので、詳細が分かり次第、当院ホームページでもお伝えして行きます。